最終更新日:2025年11月17日
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。
シッティングの中で心に残ったエピソードを紹介します。
仕事が終わった帰り道、自転車を漕いだり駅のホームで電車を待ったりしていると、冬の冷たい空気もどこか心地よく感じることがあります。心がすっきり温まる日もあれば、「あのときどうしたらよかったかな」「どこでつまづいたのかな」と考え込んでしまう日もあります。
限られた時間の中で、生活リズムを大切にしながら遊びの時間を組み立て、必要な子には発達を促す。まるでパズルを組み合わせるような感覚です。
でも相手は、まだ気持ちを言葉で上手に伝えられない小さな子どもたち。
疲れている日やご機嫌斜めの日、心がぐんと成長する時期には、いつも同じようにうまくいかないこともあります。
ちょっとしたズレが連鎖してしまうこともあり、まるでネックレスの絡まりを直そうとして、どんどん固結びになってしまうような感覚になることもあります。
例えば…
こんなときも
・遊びに夢中で食事の途中でウトウト。
→もうあと10分早く遊びを切り上げるべきだった。
・眠そうなのに寝かしつけがスムーズにいかず終了時刻になった時。
→帰った後、お母さんの負担が増えてしまう。
・下の子の寝かしつけに時間がかかり、上の子と遊ぶ時間がなく終了時間に。
→約束を守れずに悲しい思いをさせてしまった。
でも、子どもの成長を一番見守っているのは、お父さんやお母さんです。
ベストを尽くすことは大切ですが、一人で抱え込まずに、家族と一緒に「ベスト」を探していけたらいいのかなと思います。
ベビーシッターを始めて2年半。
少しずつ肩の力を抜いて、子どもたちと過ごす時間を楽しめる自分を感じる今日この頃です。

