ベビーシッターの仕事が終わった帰り道はスッキリするような心が温まるような、冬の冷たい空気も心地よく感じています。
でも、そんな日ばかりではなく、どうしたらよかったんだろう。どこでつまづいたのかな。
帰り道の自転車を漕ぎながら、電車を待つ駅のホームで。
ひとり反省会を繰り広げる日もあります。
限られた時間で、いつもの生活リズムを軸に遊べる時間の枠に合わせて遊びを選択しながら、必要な子には発達を促していく。
言わば、パズルを組み合わせていくような感覚。
相手は時計を見て動くこともなく、まだ気持ちを言葉で上手に伝えられない子どもたち。
疲れてる日、ご機嫌斜めな日。
心がグーンと成長する時期。
いつも同じパターンで上手くいくわけでもない。
一つズレ始めると全部がズレて、巻き返せない日もあります。
ネックレスの絡まりを直したいのに、どんどん絡まって固結びになるような感覚。
こんなときも
・遊びに夢中で食事の途中でウトウト。
→もうあと10分早く遊びを切り上げるべきだった。
・眠そうなのに寝かしつけがスムーズにいかず終了時刻になった時。
→帰った後、お母さんの負担が増えてしまう。
・下の子の寝かしつけに時間がかかり、上の子と遊ぶ時間がなく終了時間に。
→約束を守れずに悲しい思いをさせてしまった。
だけど、お子さんのプロはお父さんとお母さん。
ベストは尽くすけど、家族に相談しながら一緒にベストを見つけていくのもいいのかな。
ベビーシッターをはじめて2年半が経ち、少し肩の力が抜けてきた気がします。