メリーはどこに置くのがいい?赤ちゃんが見て・動ける位置のポイント

最終更新日:2025年11月2日

初めてのおもちゃに、メリーを選ぶご家庭も多いですよね。
くるくる回ったり、音が鳴ったり、赤ちゃんがじっと見つめてくれる姿はたまらなく可愛いものです。

でも、いざ使おうとすると——
「どこに置くのがいいのかな?」「お顔の上?横?」と迷うこと、ありませんか?

赤ちゃんが心地よく、自然な姿勢で遊べるようにするには、
実は“メリーを置く位置”がとても大切なんです。

世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートの Baby port(ベビーポート) です。
今日は、赤ちゃんの体にやさしいメリーの置き方についてお話しします。

お顔の上に置くと、ちょっと見えすぎちゃう?

見たい気持ちで体をぐ〜んと反らせちゃうことも

赤ちゃんは「見たい!」「触りたい!」という気持ちでいっぱい。
でも、まだ体のバランスをとるのが難しい時期です。

お顔の上にメリーを置くと、見たい気持ちから首や背中をぐいっと反らせてしまうことがあります。
何度もその姿勢をとるうちに、体に“反るクセ”がついてしまうことも。

反る姿勢が続くとどうなるの?

反りが増えると、抱っこのときに体をそらせたり、寝返りのときに背中から回ろうとしたり。
背中や首、手足に力が入りやすくなり、動きづらさにつながることもあります。

おすすめの位置は「おなか〜おしりのあたり」

反らなくても見える、ちょうどいい距離感

メリーは、おなかやおしりのあたりに置くのがおすすめです。
視線が自然に下向きになることで、首や背中の力が抜け、体がリラックスします。

あごを引けると、食べる力や呼吸にもいい影響が

あごを引く姿勢がとれるようになると、お口を閉じて食べる動きや鼻呼吸がしやすくなります。
「見る」だけの遊びが、実は日常の動きの基礎づくりにつながっているんです。

置き型メリーなら、足元に置いてみよう

足でトントン、けって遊ぶのも楽しい!

生後4か月ごろまでは、手よりも足のほうが自由に動かせる時期。
足元に置いたメリーをけったり、足の裏で触れたりしながら遊ぶのもおすすめです。

足の感覚をたくさん使うことで、「動かしたら反応がある!」という喜びを感じ、
体を動かす意欲が育っていきます。

ちょっとした環境の工夫で、発達がぐんと伸びる

メリーを置く位置を少し変えるだけで、赤ちゃんは自分の体の使い方をどんどん覚えていきます。
「見える」「触れる」「動かせる」そんな体験が、発達の土台をつくります。

迷ったときは、「反らなくても見える場所」を意識してみてくださいね。

もっと赤ちゃんの“心地よい動き”を知りたい方へ

赤ちゃんの姿勢や動きをやさしく整えたい方は、
👉 タッチファースト®︎レッスン もおすすめです。
ご家庭の中でできるふれあいと、発達のサポートをお伝えしています。