透明タッパーとキャップで作る、子どもの発想を広げる遊び

最終更新日:2025年11月17日

世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。

市販のポットン落としのおもちゃは形が難しかったり、バリエーションが多くて遊べる年齢が限られてしまうこともあります。
でも、タッパーとペットボトルのキャップで作る手作りのポットン落としなら、0歳から楽しめて、いろんな遊び方ができます。

まず大切なのは、遊び方のお手本を見せる前に、子どもがどう遊ぶかを待ってみること
中身が入ったタッパーを渡すと、子どもそれぞれの反応や発想が見えてきます。
私はあえて中が見える透明なタッパーを選んでいます。
透明だから、覗いて中の世界を楽しんだり、どうやって取ろうか考えたりする姿が見られます。
遊び方に個性が出るのが面白く、子どもの新しい発想に出会えるおもちゃです。

具体的な遊び方としては、こんなことができます。

あそびのバリエーション

  • 転がして遊ぶ:手や腕を動かすしながら、「やるとこうなる」という理解が育つ
  • 振って音を鳴らす:音の変化に気づくことで、聴覚やリズム感が育つ
  • 「ください」「どうぞ」のやり取り:順番を待つ・譲るなど、社会性の基礎を学べる
  • 上に引っこ抜く:指先や手の力加減を学べる
  • タッパーの蓋の噛み心地を楽しむ:乳歯が生える時期の感覚遊びとしても◎
  • いろんなサイズのものを入れてみる:試行錯誤しながら集中力や認知力を育む
  • 他の入れ物に移し替える:手先の器用さや計画性が身につく
  • ペットボトルのキャップを積み上げる:指先の巧緻性やバランス感覚を養う
  • 積み上げたものを倒して遊ぶ:原因と結果を学び、自由に感情を表現できる

小さな手で触れたり覗いたり、積んだり倒したり…
0歳は「見て触るだけ」、1歳は「入れたり出したり」、2歳は「積み上げたり倒したり」と、段階に合わせて遊びを広げると発達を促しやすくなります。

遊びながら「できたね!」と声をかけると、自己肯定感も育まれます。
タッパーとキャップの手作りおもちゃは、子どもの個性や発想に出会える、楽しい時間になるんです。

中に入ってるのは何かなぁ。
触ってみたいな♪
振ってみたり、(あ〜け〜て!)を表情や仕草で伝えてくれる。

「どうぞ!」「ありがとう」
やりとりが楽しい。
伝わったのが嬉しくて手から溢れそうになるくらい渡してくれる♡

半分まで差して押すかと思いきや、引っ張る派の子も‼︎
右手と左手を交互に使って器用にねじったり頭をフル回転!