子どもの「やってみたい」気持ちを育てること

世田谷区のベビーシッターと赤ちゃんの講座ベビーポートです。

子どもの発達で大切なことは子ども自身の「やってみたい!」気持ち。
大人ができることは、子どもが挑戦できる環境を整えて「待つ」こと。

新しいおもちゃを手が届きそうで届かない場所に置いた時、チラッと見るけどなかなか触れられない子、まっしぐらに向かう子、ハイハイしながら考える子、触れるまでの個性が溢れ出る時間が楽しいです。

子育て中の「待つ」って難しいけど、1対1で向き合えるベビーシッターだからこそ叶う時間。

どう見てるのかな?
どんなふうに体を使ってるのかな?
子どもと同じ姿勢になって動いたり、同じ方向に視線を向けて、子どもが見てる世界を一緒に楽しんでいます。

触ってみたいから手を伸ばす。
近くで見たいから体が動く。
気になるからお口に運んでみる。

真っ直ぐ進んだり回り道したり、休憩したり進むペースはそれぞれだけど、「できた!」を一つ一つ積み上げていくことをお母さんと喜べるのも嬉しいひとときです。

子どものできた!をご紹介します。

ボールにまっしぐら‪‪𓈒𓏸𓐍

家では動くより座って遊ぶことを楽しむ1歳4ヶ月さん
歩く練習を少しずつ進めたいお母さん。
ソフトブロックがある広場で遊ぶ回数を重ねると体の動きのバリエーションが増えてきました。
ボールと女の子の間に円柱のブロックを挟むと普段はしない四つ這いで余裕で乗り越えてキャッチ!
お気に入りのボールが取りたいから頑張れる!
歩きたい気持ちになるまで、ゆっくり歩くことの後押しするからね。

ヨーグルトは僕のお当番‪𓈒𓏸𓐍

スプーンは持つけど、お口に運ぶのはこれからの1歳0ヶ月さん
スプーンを持ちたい気持ちも握って器に入ったお米をつぶしたり、グルグル混ぜたりも大きな一歩。
でも大好きなヨーグルトは格別でスプーンの先につけて渡すと自分でお口に運んでペロッ!
大好きだからお口に運べるんだね。
おいしい、食べることが好きになるようなお手伝い。

葉っぱさわれるかな?‪𓈒𓏸𓐍

届きそうで届かない葉っぱが気になる6ヶ月さん。
触りたくて体を反って。片手を伸ばしてバランスを取るのは大変。
姿勢が崩れるとを立て直してもう1回!
タッチできるまで何度もチャレンジする粘り強さを発揮してくれました。葉っぱに触りたいから頑張れるんだよね。
大人にとって困る〜と思うことは子どもが成長している証です。

息子が小さい頃は知識もなくて、できないことを早産で小さく生まれたから、運動が苦手だからと息子のせいにして、ゆっくりな成長に焦ってばかりいました。

あの頃には戻れないけど、あの頃つらかった自分と同じ思いをお母さんがしないように、子どもたちが自分で選択できるように成長を後押ししたいと思います。