赤ちゃんの「やってみたい」を育てる

最終更新日:2025年11月6日

赤ちゃんの「やってみたい!」を育てる時間

世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートの
Baby port(ベビーポート)です。
子どもの発達で大切なのは、子ども自身の「やってみたい!」気持ち

大人ができることは、子どもが挑戦できる環境を整えて見守ることです。

「待つ」ことの楽しさと難しさ

新しいおもちゃを手が届きそうで届かない場所に置いた時、子どもの反応はさまざまです。

  • チラッと見るけどなかなか触れない子
  • まっしぐらに向かう子
  • ハイハイしながら考える子

触れるまでのプロセスからも、個性や思考があふれ出る瞬間が見られます。

子育て中の「待つ」は難しいですが、1対1で向き合うからこそ叶う時間です。

子どもと同じ目線で楽しむ

  • どう見ているのかな?
  • どんなふうに体を使っているのかな?

子どもと同じ姿勢になり、同じ方向に視線を向けることで、子どもが見ている世界を一緒に楽しむことができます。

  • 触ってみたいから手を伸ばす
  • 近くで見たいから体が動く
  • 気になるからお口に運んでみる

真っ直ぐ進んだり回り道したり、休憩したり、進むペースはそれぞれ。
「できた!」を一つひとつ積み上げていく喜びを、お母さんと一緒に感じられるのも嬉しい瞬間です。

子どものできた!実例紹介

ボール遊び
ボールにまっしぐら‪𓈒𓏸𓐍
家では座って遊ぶことを楽しむ1歳4ヶ月の女の子。
歩く練習を少しずつ進めたいお母さんのため、ソフトブロックがある広場で遊ぶ回数を重ねると、体の動きのバリエーションが増えてきました。
ボールと女の子の間に円柱ブロックを挟むと、普段はしない四つ這いで余裕で乗り越えてキャッチ!
お気に入りのボールが取りたいから頑張れる。
歩きたい気持ちになるまで、ゆっくり後押しします。
ヨーグルト
ヨーグルトは僕のお当番‪𓈒𓏸𓐍
スプーンを持つけど自分でお口に運ぶのはこれからの1歳0ヶ月の男の子。
スプーンを持ちたい気持ちから、器に入ったお米をつぶしたりグルグル混ぜたりするのも大きな一歩です。
でも大好きなヨーグルトは格別。
スプーンの先につけて渡すと、自分でお口に運んでペロッ!
大好きだから頑張れる、食べることが好きになるサポートです。
葉っぱ
葉っぱさわれるかな?‪𓈒𓏸𓐍
届きそうで届かない葉っぱが気になる6ヶ月の赤ちゃん。
触りたくて体を反らし、片手を伸ばしてバランスを取るのは大変。
姿勢が崩れると立て直して、何度もチャレンジ。
タッチできるまで諦めない粘り強さを発揮しました。
大人にとって「困る〜」と思うことも、子どもが成長している証です。

子育て中の経験を活かして

私自身、息子が小さい頃は知識もなく、できないことを早産や運動の苦手さのせいにして、ゆっくりな成長に焦ってばかりいました。

あの頃には戻れませんが、同じ思いをお母さんがしないように、子どもたちが自分で選択できる成長を後押ししたいと思います。

おわりに

Baby portでは、子どもの「やってみたい」気持ちを大切にした1対1のサポートを提供しています。
ハイハイや歩く練習、手先の遊びや食事のサポートまで、日々の小さな「できた!」を一緒に喜びましょう。