最終更新日:2025年11月17日
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。
今日は、シッティングの中でふと心に残ったエピソードをお話しします。
私が大切にしていることのひとつに、シッティング後にお父さん・お母さんへお渡しする 「報告書」 があります。
その日に見た可愛い表情、ちょっとした成長、思わず笑顔になった瞬間…。
気づくと「あれも伝えたい、これも書きたい」と、毎回どれを削るか迷うほど。
安心して預けてほしい――それはもちろんですが、
“今日のこの瞬間が、未来の宝物になりますように”
そんな願いを込めて書いています。
思い返すと、私自身も息子が保育園に通っていた頃、
仕事帰りの電車で保育園アプリを開くのが毎日のごほうびでした。
「今日はどんな風に過ごしたのかな?」
「どんな表情を見せてくれたのかな?」
枠いっぱいに綴られた先生の言葉から、
息子が大切に見守られていることが伝わってきて、
それだけで肩の力がふっと抜けたものです。
子育てをしていると、
1週間も、1ヶ月も、1年も、あっという間に駆け抜けていきますよね。
つかまり立ちっていつ頃だったっけ?
この時、どんな言葉を話してたかな?
大切な毎日ほど、気づかないうちに過ぎていって、
思い出そうとしたときには霞んでしまうこともあります。
だからこそ、報告書にいただく言葉は本当に励みになります。
情景が浮かぶようで、丁寧に書いていただき嬉しかったです
愛のある報告書で、夫婦で読むのが楽しみです
見たことのない一面を知れて、子どもの成長をまた実感できました
ベビーシッターが入るのは、日常のほんの一コマ。
月に一度の方、半年に一度の方、さまざまです。
それでも、
“あとから読み返したときに、家族の宝物になりますように”
そう思いながら、毎回心を込めて書いています。
今日の小さな出来事が、未来のとっておきになりますように。

