ひとりじめできる特別な時間

世田谷区のベビーシッター
ベビーポートです。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。

姉妹や兄弟のシッティングでは、「ちょっと待ってて!」「順番ね!」と、どちらかを優先せざるを得ない時があります。

お風呂上がりにお姉ちゃんの髪の毛を乾かす時間。
妹ちゃんが先に食事を終えて遊ぶのを待つ時間。

同じくらいの時間を心がけながら過ごしているつもりだけど、きっと、子どもたちの体感は違うんですよね。

できな〜い!

いつもはできることも甘えたいお姉ちゃん。

だっこ〜!

体ごと独り占めしたくて手を広げる妹ちゃん。

2人にとっても私にとっても特別な時間があります。
それは、ひとりずつ過ごす時間。

2歳の妹ちゃんが絵本を持ってニコニコしながら近づいてきたら「いっしょにねよう!」のサイン。
寝室のカーテンを開けて遠くに見えるキラキラした景色を見たり、いっぱい抱っこしたり、絵本を何回も繰り返し読んで、満足そうに眠る姿を見ると幸せな気持ちになります。

寝かしつけが終わったら、5歳のお姉ちゃんと2人の時間。
妹ちゃんがいる時にできないオセロをしたり、絵本の読み聞かせも最後まで集中して聞けたり。
大人のような会話も、まだまだ甘えたい気持ちも素直に伝えてくれる姿に嬉しくなります。

子どもにとって一番はお母さんだけど、忙しいお母さんに代わって心を満たすお手伝いができたらと思ってます。

息子が小さい頃は「ちょっと待ってて!」の連続だったけど、ひとりっ子だから平等にとか、どちらかに我慢させることはなかったから、2人以上を育てるお母さんたちは葛藤の連続ですよね。

平等にと思っても、下の子に手が必要なことが多いからこそ、お姉ちゃんと2人の時間を過ごしたいと嬉しそうに出掛ける姿を見るのも幸せなひとときです。

そして、下の子にはお留守番の間も満足してもらえるような特別な時間をプレゼントしています。