夜泣きも涙も…ママの想いに寄り添うベビーシッター体験

最終更新日:2025年11月17日

世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。

今日は、シッティングの中で心に残ったエピソードを紹介します。

8ヶ月の頃から見てきた男の子。
赤ちゃんの頃から眠りが浅く、お母さんはずっと細切れ睡眠が続き、
2歳を迎える頃に「断乳しよう」と決意されました。

でも、思うようには進まなくて…。
深夜の大泣きに心が折れてしまい、2回挫折。
そのたびに「もう無理かもしれない」と涙がにじむほどつらかったと思います。

私は専門家ではないし、夜間に駆けつけることもできない。
その時はただ話を聞くことしかできなくて、どうしようもない気持ちになりました。

そんな中で、お母さんが母乳コンサルタントに相談し、取り組んだことがこちら。

⚫︎1ヶ月前から一緒にカレンダーにシールを貼りながら“おわりの日”を伝える

⚫︎卒乳の絵本を読み、少しずつ心の準備

⚫︎そして最後は…親の忍耐。どんなに泣かれても折れない覚悟

ママのアイコン

夜は泣かれて大変だけど、息子の頑張りを無駄にしないように今回は絶対に成功させたいです!

お母さんから届いた途中経過のメッセージ。
寝不足でつらいはずなのに、息子さんの頑張りを第一に考えている姿に心打たれました。

そして迎えた3回目の挑戦。
ついに…成功!

成功報告と一緒に届いたお母さんの言葉。

ママのアイコン

たくさん話を聞いてもらって、大きく支えていただきました。

報告書の言葉も夫婦で励みになっていました!

その言葉を読んだ瞬間、私もホッとしました。
“私でも力になれたんだ”…そう思えて嬉しかったです。

子育ては、思うようにいかないことの連続。
アドバイス通りにできるなら、誰もこんなに悩んでいないですよね。

だからこそ
「頑張って!」と背中を押す人だけでなく、
「ここまで本当によく頑張ってきたね」と、
その努力を丸ごと受け止める存在も必要だと思っています。

私は後者でありたくて、この仕事を始めました。
このエピソードは、その初心を思い出させてくれた大切な出来事です。

これからも、
生まれてきてから今日までのお子さんの軌跡と、
お母さんの積み重ねてきた想いを大切にしながら、
寄り添う子育てサポートをしていきたいと思います。