最終更新日:2025年11月17日
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。
はじめましての子とは、距離を縮めるのに少し時間がかかることもあります。
でも、食事やおやつの時間に「カンパイ!」をすると、不思議と心の距離がぐっと近くなる瞬間があります。
人見知りの時期の7ヶ月の女の子との初めてのシッティング。
公園のベンチで「カンパイ!」をしたら、はじめての笑顔を見せてくれました。
また、お母さんとお姉ちゃんが出かけて少し淋しそうな男の子も、紙コップに風船を乗せてアイス屋さんごっこをしながら「カンパイ!」すると、パッと表情が明るくなります。
大人も食事の席で乾杯すると自然とリラックスできるように、子どもも同じです。
乾杯は必ず飲まなくても大丈夫。
空の紙コップでも、ペットボトルでも、その子のお気に入りのもので十分です。
「カンパイ!」を楽しむことで、水分がなかなか進まない子も自然と飲む量が増えたり、
「美味しいね!」と同じ気持ちを共有するだけで、また一歩距離が縮まります。
そのうち、水筒を開けるお手伝いをしてくれたり、お散歩に行く前に「お茶?お水?」と興味を持って確認してくれたり。
ほんの小さな水筒ひとつでも、子どもにとっては大きな成長のきっかけになります。
小さな一歩一歩に、思わず心がほっこり温かくなる瞬間がたくさんあります。
遊びながら、食事をしながら、少しずつ信頼関係が育まれていく。
ベビーシッターとして関わる時間は、そんな小さな成長や喜びをそばで感じられる、とても特別な時間です。
食事の時の一コマ

「ぼくがあけてあげるね〜!」
ごはんをお手伝いするのは私、水筒を開けるのは僕のお仕事。
大人がお手伝いするばっかりではなくて、役割分担があるっていいですよね。

