世田谷区のベビーシッター
ベビーポートです。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。
しゃべり始めも早くて、話せる言葉の数も多い2歳の女の子。
おしゃべりは大好きだけど、相手の話を聞くのが苦手だったり、集中できる時間が短く、次々と話や遊びの展開が変わったり、相手とのやり取りが苦手なことをお母さんは悩んでいました。
週1回の2時間、私にできることはなんだろう。
トレーニングのような環境はつくりたくなかった。
「きょうもたのしかった!」
心が満たされてバイバイして欲しい。それが一番の想いでした。
室内より外のほうが、情報をスムーズに整理できる子。
公園の遊具で体をめいっぱい動かしたり、緑道で落ち葉や花びら、木の枝を集めたり、
「たのしい!」と夢中になれて快の感情を増やせる環境をつくりました。

お砂場に足を埋めてみたり、ダイブしたり!

夏は水遊びで大の字になってみたり。
気持ちに共感したり、真似っこしたり、
手伝って欲しいことをお願いしたり。
一緒に遊ぶお友達になろう!
同じ目線になって、子どもの遊びにお邪魔させてもらいました。
お母さんに最近の様子や困り事や対応のコツを聞きながら、時には失敗に終わったり、試行錯誤であの手この手。
そして、3ヶ月、半年が経ち…少しずつテンポが合うように。

きょうもあついね!
でんしゃみにいくのはどぉ?
みかこせんせい、あれはなに?
自然と一つずつ順番に話すことができて質問もしてくれる。
ある日、私がシッティングの後に歯医者さんに行く前にエールをくれました。

おおきなおくちアーンってあけてがんばってね!
思いやりの心も育っていて、嬉しくなったひとときでした。
毎日のお父さんとお母さんの関わり方やお子さんのことをよく見て伝えてくれる、ご家族の協力があってこそです。
できた時は一緒に喜びあえて、苦しい時は一緒に涙する。
伴走しながら子育てを支える時間は、家族ともっと距離が縮まるのを感じます。