ここは実家みたい…おでかけひろばでの心温まるひととき

最終更新日:2025年11月17日

世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。

シッティングの中で心に残ったエピソードを紹介します。

7ヶ月のお子さんと一緒におでかけ広場へ行った時のことです。

ベビーエリアのマットで遊んでいたら、ケポッとミルクを一口吐き戻してしまいました。慌てて拭きながら、スタッフの方に「すみません」と謝ります。
赤ちゃんにはよくあることですが、大判のマットを汚してしまい、少し申し訳ない気持ちになりました。

するとスタッフの方は笑顔でこう言ってくれました。

ママのアイコン

謝らなくていいのよ〜!ここは実家だと思って甘えていいから。ゆっくりしていってね

手際よくマットを交換してくれ、その自然な優しさに、胸が温かくなりました。

その時、ふと思いました。スタッフの方は私のことをお母さんだと思ってくれていたのかもしれません。私はその子のお母さんではないけれど、それでも、涙が出そうなくらい嬉しい瞬間でした。

子育ては孤独を感じやすいもの。けれど、ちょっとした声かけや環境ひとつで、救われるお母さんはたくさんいるのだと感じます。

行き詰まった時に心が休まる場所、そして優しさが伝わる時間。遊びに来ていたお母さんたちの柔らかな笑顔にも触れ、心がぽっと温かくなる、そんなひとときでした。