最終更新日:2025年11月17日
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です
シッティングの中で心に残っているエピソードをご紹介します。
ベビーシッターになったばかりの頃は、毎回、製作や手遊び歌の準備に力を入れていました。
でも、子どもたちはその準備したものそっちのけで、真っ白な画用紙に自由にお絵描きをしたり、クレヨンを箱から出したり入れたりすることを、延々と楽しんでいたのです。
経験が浅かった私は、「やるよ~!」と言えばみんなやるものだと思っていました。
でも…
ん…?やらないぞ…
興味がないことには座ることすら難しい。
子どもたちは本当に優しいんです。
保育園や集団の場では、先生の話を聞いて周りと同じことをして頑張っているんです。
大人だって、家に帰ったら自分の好きなことをしたくなりますよね。
きっと、子どもたちも同じです。
だからこそ、家では思いっきり好きな遊びを楽しめる時間を大切にしたい。
- ペンをジップロックから出し入れする遊び。
- 床に広げた紙コップを集めて積み重ねる遊び。
- 色々な粘土を混ぜてジオラマのように作る遊び。
- お気に入りの手遊び歌をエンドレスで楽しむ時間。
子どもたちは、型にはまらない自由な発想で遊びを教えてくれます。
「こんな発想があったんだ!」と、大人のほうが驚かされることも。
だから私は、「これやるよ~!」ではなく、「一緒にやろう!」の気持ちで、子どもに寄り添うようにしています。
友達のように、一緒に遊びながら関係を築いていくことも、とても素敵な時間だと感じています。

