目次
- 1 なんで足なの?
- 2 足を使って遊ぶメリット
- 2-1 背中を床に預けられるようになる
- 2-2 背中スイッチが入りづらくなる
- 2-3 自分の足を見つける
- 2-4 寝返りがスムーズに
- 3 どんなふうに遊ぶ?
- 4 おわりに

どんな遊びをしたらいいですか?
世田谷区のベビーシッター&赤ちゃんとママの教室ベビーポートです。
寝返りするまでのねんね期のお子さんのご家族から聞かれることがあります。
まだ目もはっきり見えてなくて、嬉しい楽しいの反応も小さかったり。
2人で過ごす時間が煮詰まってしまうこともありますよね。
足での遊びを楽しみながら、ねんねや寝返りの悩みが少しでも軽くなるヒントをお届けします。
なんで足なの?
物を握れるようになるのは生後3〜4ヶ月頃までは足のほうが動かしやすい時期。
生後2ヶ月頃からは足の動きが活発になり、手より足のほうが先に動くので、遊んだ時の反応や表情が伝わりやすいと感じたり、力が抜けて少しずつリラックスしているのを感じるはずです。
足を使って遊ぶメリット
背中を床に預けられるようになる
足で遊ぶことによって、背中や腰を床にしっかり預けることができます。
お腹の中で丸まって過ごしていた赤ちゃんは丸い姿勢が心地よい時期ですが、重力のある世界で伸ばす経験も必要です。
足の下にタオルや授乳クッションを挟んであげると姿勢が安定して遊びやすくなりますよ。
背中スイッチが入りづらくなる
抱っこで寝かしつけをして、そ〜っとベッドに置くと失敗…
もう疲れたから抱っこ紐の中で寝ててもらおう。
そんな経験ありませんか?
平らなマットの上で肩甲骨や腰の骨でバランスを取ることが難しい赤ちゃんも。
起きている時間、仰向けで遊ぶ時間を増やすことで体を床に預ける機会を増やすことで少しずつ慣れていきます。
自分の足を見つける
2〜3ヶ月頃になると、おててをジッと見たり舐めたり手を見つける時期。
足を動かしていて右足と左足が触れることで、「これは何だろう?」と足の存在に気づいたり、足で触れているおもちゃを見ようと、グッとあごを引いた時に足が見えたり、新しい出会いの始まりです。
ねんねの時期はお尻や背中おなかは自分では確認できません。
寝返りで左右を、ハイハイで前後、お座りで上下。いろんな動きをしながら体のパーツを見つけて、どこに何があるか体の地図を知っていきます。
寝返りがスムーズに
足をたくさん動かして、自分の思ったように動かせるようになることはスムーズな寝返りに繋がります。寝返りにはいくつかのステップがありますが、その一つが仰向けで足を持ち上げた時にお尻の穴が天井を向いてること。
まだまだ体を微調整するのが難しい赤ちゃんたち、ダイナミックに動きながら効率よく、動きやすい寝返りを見つけていきます。
股関節・膝・足首の関節を両手で包み込んだり、曲げたり伸ばしてこんなふうに動くんだよ〜!と伝えてみてください。伝えた後は赤ちゃん自身が自分の力で動かす番です!
どんなふうに遊ぶ?
特別なことはしなくても大丈夫です。
股関節・膝・足首の関節を両手で包み込んだり、太もも〜足首にかけてさすってみたり、曲げたり伸ばしてこんなふうに動くんだよ〜!と伝えてみてください。
伝えた後は赤ちゃん自身が自分の力で動かす番です!
膝の下に丸めたタオルや授乳クッションを入れてあげると足が動かしやすくなりますよ。
生後2ヶ月さんと足遊び𓂃𓈒𓏸𓐍
いろんな素材を使った遊びでお気に入りを見つけてみてください。

大好きな水とビーズのボトルを両方の足の裏で挟んでコロコロ。
ひんやりしてるかな?

ふわふわのシフォンスカーフを足でクシュクシュ。
くすぐったいかな?

動物の布絵本についてる色んな素材のしっぽの感覚やビニールののシャカシャカする音が楽しい!
布絵本は【hahaland】のもの。
おわりに
タッチファースト講座ではご家族でコミュニケーションを取りながら体の地図を知るタッチや安定した姿勢で遊べるようにクッションやタオルの使い方をお伝えしています。
首すわり前の赤ちゃんがご機嫌で過ごせる時間が増やせるように、もっと通じ合う時間になるようにお手伝いします。
お気軽にご相談ください。