ねんね期から楽しめる“足あそび”|寝返りや背中スイッチもサポート

最終更新日:2025年11月2日

こんにちは。
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートのBaby port(ベビーポート)です。

ねんね期のお子さんと過ごしていると、反応が少なくて“遊びづらい”と感じることもありますよね。
今日は、そんな時期から楽しめる「足あそび」をご紹介します。
遊びながら、ねんねや寝返りの悩みが軽くなるヒントも見つかりますよ。

なぜ“足あそび”なの?

物を握るようになるのは生後3〜4ヶ月頃。
それまでの時期は足のほうが動かしやすいんです。

生後2ヶ月頃から足の動きが活発になり、
足をキックしたり動かしたりすることで、体の力が抜けていくのを感じます。

ママ
あ、足を動かすと嬉しそう!
なんだか軽くなった気がする!

そんな反応が見られたら、足あそびがうまく伝わっているサインです。

足で遊ぶことで得られること

1. 背中を床に預けられるようになる

足を動かすことで、背中や腰を床にしっかり預けられるようになります。
お腹の中では丸まって過ごしていた赤ちゃんも、
重力のある世界で「伸ばす経験」が必要なんです。

足の下にタオルや授乳クッションを入れると、姿勢が安定して動きやすくなりますよ。

2. 背中スイッチが入りづらくなる

「抱っこで寝かせたのに、置いたらすぐ起きちゃう…」
そんな“背中スイッチ”の原因の一つは、体を床に預けることに慣れていないこと。

起きている時間に仰向けで遊ぶ時間を増やすことで、
少しずつ体が床に慣れ、背中スイッチが入りづらくなります。

3. 自分の足を見つける

2〜3ヶ月頃になると、おててを見つめたり舐めたりする「手を見つける」時期に。
足を動かしているうちに、「これ、わたしの足?」と新しい発見が始まります。

足が触れたり、おもちゃに当たったりする体験を通して、
赤ちゃんは少しずつ自分の体の位置を知っていきます。
この「体の地図づくり」は、寝返りやはいはいの土台になります。

4. 寝返りがスムーズに

足をたくさん動かすことで、自分の思い通りに体をコントロールできるようになり、
スムーズな寝返りへとつながっていきます。

赤ちゃんの股関節・膝・足首をやさしく包んで、
「こんなふうに動くんだよ〜」と伝えてみてください。

ママ
あ、動かしてる!
自分でやろうとしてるのが分かる!

そのあとは、赤ちゃんが自分の力で動かす番です。

おうちでできる足あそび

特別なことはしなくても大丈夫。
おうちで気軽にできる方法をいくつか紹介します。

優しくなでなでリラックス

太ももから足首にかけて、手のひら全体でやさしくさすってみましょう。
「気持ちいいね〜」「よく動くね」と声をかけながら行うと安心感も伝わります。

曲げ伸ばしを一緒に

両手で関節(股関節・膝・足首)を包み、
「こんなふうに動くんだよ〜」と曲げ伸ばしをしてみましょう。

膝の下に丸めたタオルや授乳クッションを入れると、動かしやすくなります。

おわりに

足あそびは、ねんね期の赤ちゃんにとって
「自分の体を知る」大切な第一歩。

ママにとっても、ふれあいながら発達を支える時間になります。

赤ちゃんの発達に合わせた関わり方を知りたい方は、
Baby portのタッチファースト®︎レッスンで体験してみてください。

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