最終更新日:2025年11月30日
世田谷区の赤ちゃん専門ベビーシッター・発達サポートの
Baby port(ベビーポート)です。
今日は、子育て中のお母さんにぜひ読んでいただきたい一冊をご紹介します。
書籍情報
書籍タイトル: 0〜2歳の発達お悩みQ & A
著者: 小島 賢司
出版社: 中央法規

ハイハイしない、向き癖が気になる、おすわりはいつから?
0〜2歳の発達について、ママが抱えやすい悩みを専門家が分かりやすく解説したのが
『0〜2歳の発達 お悩みQ&A』(小島賢司 著)です。
「大丈夫」と言われても不安が残る理由や、
“できるようになるまでのステップ”が知れることで、
おうちでの関わりがぐっとラクになる内容。
この記事では、その本の魅力と、私自身の経験も合わせてご紹介します。
お子さんの発達に悩んだとき、どうしていますか?
早く生まれた赤ちゃんや、医療的なサポートが必要な子は病院でリハビリを受けたり、相談できる場所があります。
でも、特に大きな問題がない子の場合、相談先は健診やおでかけひろばが中心ではないでしょうか。
相談しても「大丈夫ですよ」「様子を見ましょう」と言われると、そのまま待つしかなくなってしまう。
SNSを見ると、何が正しいのか分からなくなったり、同じ月齢の子と比べて焦ってしまったり…検索魔になることもありますよね。
小島賢司さん監修の本が“心を軽くする”理由
よくある悩みをスルッと紐解いてくれる本
この本は、小児専門の理学療法士・小島賢司さんが監修しています。
よくあるお悩みを、スルスル〜っと紐解いてくれる内容です。
- いつも同じ方向を向いてしまう
- なかなかハイハイをしない
- おすわりの練習って必要?
「なるほど、そういうことか!」と腑に落ちる説明がたくさん載っています。
「大丈夫」と言われても不安が消えないのはなぜ?
私たちが「大丈夫」と言われてもモヤモヤしてしまうのは、理由が分からないからだと思うんです。
“できない理由”や“できるようになるまでのステップ”が分かると、自然と安心できますよね。
まさに、おうちで迷ったときに読む本。
理学療法士さんは“発達の専門家”
「理学療法士ってどんな仕事?」という方も多いかもしれません。
障がいがある子や高齢者を担当するイメージがありますが、
実は からだの専門家として、すべての子どもの発達をサポートできる先生です。
ちなみに我が家の息子(当時8歳)は、長いことトイレでうんちができない子でしたが…
小島賢司さんのおかげで、見事に成功した“強者”です(笑)
私の経験から気づいたこと
早産で生まれた息子と、悩み続けた日々
10年前、私が息子を産んだ頃は保育士資格もなく知識もありませんでした。
「時期が来ればできるようになる」と思っていたけれど、
早産で生まれた息子は一筋縄ではいかず、練習してもできないことばかり。
どうしていいか分からず、ただ待つしかできなかった時間もたくさんあります。
歩き始めは1歳8ヶ月とゆっくりでしたが、今は元気に成長しています。
それでも、体の使い方が少し苦手で「もっと小さい頃にできることがあったなぁ」と感じることも。
「どこを見るか」「何を促すか」が分かるだけで違う
“どこを見ればいいのか”“何を促せばいいのか”──
今思うと、知っておきたかったポイントがたくさんあります。
赤ちゃんが生まれた瞬間は「元気に育ってくれればいい」と願っていたのに、
親っていつの間にか“できてほしい”と月齢で区切って考えてしまうものですよね。
本に書かれていた心に残る言葉
赤ちゃんは「育ちたい方向」を持って生まれてくる。
親は、それを「上手に伸ばす」視点が大切。
できなくても、知っていることが“お守り”になります。
ハイハイしないのも、その子が今が心地よいと思っているからかもしれない。
そんなふうに、心を柔らかく落ち着かせてくれる一冊です。
まずは“おうちでできること”から始めてみませんか?
発達、頭の形、ねんね、離乳食……
子育ての悩みは生活の中にたくさんありますよね。
相談できる場所を探して、予約して、子どもを連れて行く。
それだけでもハードルが高いもの。
まずは おうちでできることを知るだけでも、心は軽くなります。
赤ちゃんが生まれたママに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
ネットの情報が多すぎて何を信じていいかわからない…そんなときに救われた一冊でした。
同じ悩みを持つママの助けになると思い、リンクを貼っておきます🌿
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