東京・世田谷区のベビーシッター
ベビーポートです。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。
ベビーシッターになったばかりの頃、毎回、製作や手遊び歌の準備していました。
だけど、準備したものはそっちのけで、真っ白な画用紙に自由にお絵描きを楽しんだり、クレヨンを箱から出し入れするのを永遠と楽しんでる子どもの姿。
経験が浅かった私は「やるよ~!」って言ったらみんなやるものだと思っていました。

ん…?やらないぞ…。
興味がないことは座ることでさえ難しい。
子どもは優しいんですよ。
先生の話を聞いて、周りと同じことをして集団生活で頑張ってるんです。
大人だって家に帰ったら好きなことしたい。
きっと、子どもだって同じ。
だから家では好きな遊びを好きなだけ。
やりたいことをやりたいだけできた満足感が成長に繋がります。
ペンをジップロックから出し入れしたり。
床に広げた紙コップを集めて積み重ねたり。
いろんな色の粘土を混ぜて作ってジオラマのようになったり。
お気に入りの手遊び歌をエンドレスの日も。
型にハマらない子どもたちから教えてもらうことが多くて、そんな発想があったか~!と子どものほうが何倍も遊びの先生。
「これやるよ~!」じゃなくて、「一緒にやろ~!」視点を子どもに合わせて友達のような関係を築くのも素敵だなぁと思っています。