移動図書館も楽しめるシッティング

きょうは、なんのほん、もってきてくれたの〜?

毎週、絵本を楽しみにしてくれている2歳と4歳の姉妹さん。
1回につき5冊、図書館の本を借りて移動図書館のように絵本を届けています。

お母様は仕事復帰されてから絵本を読んであげる時間がなかなか取れなくてと話していました。
図書館まで距離があったり、行く時間がなかったりしますよね。

帰宅してひと息つく間もなく子育てと家事が待っていて、子どもとゆっくり向き合う時間が取れなくて、余裕がなく、もどかしい気持ちになるのは痛いほど分かります。

だからこそ、やってあげたくてもできないことを代わりにすることで、お母さんもお子さんも心が満たされる。
そんな時間になればいいなと思ってます。

寝かしつけや、食後のおなかを休めるとき、体を動かした後のクールダウン。
隙間時間に楽しめるのも魅力です。

最近では、これ好きかなぁ、この作家さんの絵本気に入ってくれたから他のタイトルも借りてみよかなぁ。
とか、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら絵本を選ぶ時間も楽しみになっています。

先日、絵本作家のヨシタケシンスケさんの展示を見に行った際、こんな言葉がありました。

絵本も『立体物』なんですよね
こどもにとって絵本は五感で楽しむものなんだなぁと改めて思います。

お口に入れてみたり、破ってみたり、ひたすらめくったり。
いろんな楽しみ方をする赤ちゃんたち。

買っても借りても大切な本だから、
「自由にどうぞ。」
とは、なかなかできないけど、この言葉を思い出すことで優しい気持ちで赤ちゃんの姿を見守れるような気がします。