episode#07 寝かしつけは、いつゴールを迎えるのか

東京・世田谷区のベビーシッター、Baby portです。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。

2歳8ヶ月の男の子。
初めて会ったのは7ヶ月の頃。

お母さん

お布団に置くと5分で目を覚ましたり、少しの物音で起きて眠るのが苦手な男の子でした。

1歳が過ぎて…
抱っこで寝かしつけて、布団に置いても起きず眠れる時間が長くなり、大の字で堂々と寝る姿は貫禄が溢れていました。

そして1歳8ヶ月になった頃…
抱っこで寝かしつけしていると、

と言いたそうに、抱っこから下りて横になると手で自分の腰をタッチ。
(ここだよ!)とトントンして欲しい場所も教えてくれるように。

2歳4ヶ月になった頃…

と言いたそうに絵本を指差して、おなかや背中をトントンする私の手を外されています。

抱っこで寝かしつけできなくなる日って突然やってくる!

我が子だったら喜ばしいだろうけど、まだ抱っこさせてほしいなぁ。
と、成長が嬉しいような淋しいような気持ちです。

眠りの成長を大らかな気持ちで見守れるのもシッターの醍醐味です。

10歳の息子は一人で眠れなくて、何をする訳でもなく、ただ隣にいるだけ。

一緒に寝たい!と言ってくれるのも、あと数年かなと思いながら、
「いつまで一緒に寝るの?」と聞くと「9歳!」「やっぱり10歳まで!」と年々延長されてます。
男の子、まだまだ可愛いです。