東京・世田谷区のベビーシッター
ベビーポートです。
シッティングの中で心に残っているエピソードを紹介します。
8ヶ月の頃から見ている男の子。
赤ちゃんの頃から眠りが浅く、お母さんは細切れ睡眠が続き2歳を迎える頃に断乳を決意。
思うように進まなくて、深夜の大泣きに耐えられず2回の挫折。
この時、私は話を聞くだけでアドバイスも夜間に駆けつけることもできず。
母乳の専門家ではないけど、何にもしてあげられなくて心苦しく感じていました。
そして母乳コンサルタントに相談したお母さんが実践したこと。
- 1ヶ月前から子どもと一緒にカレンダーにシールを貼って、終わりの日を伝える。
- 卒乳に関する絵本を読んで卒業のイメージ。
- 最後は親の忍耐!何があっても折れない。

夜は泣かれて大変だけど、
息子の頑張りを無駄にしないよう今回は成功させたいです!

今回、上手くいかなくても今までより何歩も前に進めているので、お体無理しないでくださいね。
途中経過が送られてきて、ドキドキしながら遠くから祈っていました。
寝不足でつらいはずなのに“息子の頑張りを無駄にしないように”と息子さんを想う気持ちに心が温まりました。
そして3回目で成功!
成功した後、お母さんからの言葉。

たくさん話を聞いてもらって大きく支えていただいて、報告書の言葉にも夫婦で励まされていました。
私でも役に立てていたんだと思うとホッとしました。
子育ては思うようにいかないことで溢れていて、アドバイス通りにできたら苦労しないよなぁって思うことばかり。
「頑張って!」と推し進める人も必要だけど、
時には、ただただ話に耳を傾けることや「ここまで頑張ってきたね!」って今までの頑張りを認めることも必要だと思います。
私は後者になりたくてこの仕事を始めたんだと、初心に戻ることができたエピソード。
生まれてからの子どもの軌跡とお母さんの想いを大切に子育てを支えていきたいです。